PICマイコンへの道 〜その6 マシン語プログラミング3〜

                              2010年3月14日 by ごきち

 

◆マシン語プログラミング

 タイマーも上手く動いた。待ち時間も大体分かった。

 そこでちょっとしたおもちゃを作ってみる。

 よくある電光掲示板ドットマトリクス表示機の一列バージョン。

 横に振ると文字が出てくるという仕掛けのもの。

 データ参照というプログラミングの手法を真似て作ってみる。

 

 【動作仕様】

 ・20h程度の8ビットのフォントデータをLEDに送り表示する。

 ・変化が見えるように間に時間待ちを入れる。

 ・例によって、評価ボードは以前のまま。 

 

 環境が同じだと今までのテストプログラムがそのまま使える。

 いきなりエクセルでフローを書くと同時にマシン語に訳しながら作業を進める。

 

 

 サブルーチンに入ったままで表示しっぱなしというのがちょっと違和感あるが、まぁいいや(笑

 

 出来上がったマシン語プログラムをHEXフォーマットに変換する。

 

 相変わらずチェックサムは無し(笑

 HEXフォーマットへの変換は結構大変な作業だという事を痛感した。

 

◆動作確認

 書いてはマシン語に変換、HEXに変換してPICに焼いて通電チェックを何回か繰り返す。

 

 完成

 

 

 動作させながらカメラの前を横切ってみる

  

 おー ええ感じ。

 

 今度は部屋を暗くしてカメラを振ってみる(笑

 

 おー でけた。

 

 

◆あとがき

 ライトサーベルのようなスティックに仕込んで重力センサーなんかでスタートさせるときっちり字が見えるようになるんだろう。

 100円ショップのピカピカ棒に仕込むのも面白そう。

 

 今回は流石に参った。

 手書きでマシン語を書くのはまだ良い。しかしHEXフォーマット変換が堪らん。

 行飛ばし、上位下位の間違い等数箇所。

 そろそろ手書きは限界のよう。

 

 プログラムの手法としては間接アドレシングの課題がまだ残っている。

 エクセルの表でプログラムするのもアセンブラ書くのも同じ手間。

 だとしたら、HEXファイルに落とす手間がかなり削減されるアセンブラはかなり効率が良さそう。

 これを機会に本格的にアセンブラにチャレンジするか。

 

 PICライターを買ってきたのが3月7日。それから怒涛の勢いで弄りまくる。

 丁度仕事の忙しい最中、睡眠時間を削った分かなり理解が進んだと思う。

 

 この土日は家族サービスあり、機械弄りあり。

 来週から更に仕事が忙しくなる。頑張らにゃぁ。

 

 

                                                    つづく

 

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