2003年2月8日 by ごきち
電源が吹っ飛び、HDDがお釈迦になった iiyama V400HC2 を会社から頂いた。
1998年当時では最高スペックだろうか。SCSIのCD−RWドライブまで追加改装してある。 が、コトは電源トラブル。ドライブ類はまず無理だろう、最悪はM/Bまで死んでるだろうと思いつつ、手持ちのHDDを繋げてみた。
喜んでいいのか悪いのか、ここですんなり動いたのが災いして金食い改装が始まった。
◇CPU改装前の仕様
M/B ASUS P2B Ver 1.02
OS Windows Me
CPU PentiumU400MHz
メモリ 64MB+64MB
HDD 30GB
GA ASUS AGP−V3000
SOUND Sound blaster AWG64
ドライブ I/Oデータ CDRW−YB88 CREATIVE CDUG6I/DV
※既にBIOSは Rev 1014 Beta 003 に変更済み
◇改装記録
改装前。
やはり、現役で使うにはCPUのスピードUPが必須。そこでFCPGA2→slot1の下駄でいいものがあると聞き、秋葉原で部品を購入してくる。
celeron 1.4GHz ¥6,230円 PL−iP3/T(Rev2.0) ¥3,980円
まずパーツの確認をする。
近くのケミコンを折らないようにレバーを上げてCPUを装着する。
ご丁寧に注射器型のシリコンが付属している。なかなか使いやすい。
これを薄くCPUに塗って冷却ファンを乗せたところでアクシデント発生。
フィンの固定バネが全然届かない(ToT)
仕方がないのでファンを止めているビスを外して固定金具を曲げ直して装着。
下駄からCPUへの供給電圧の設定ジャンパーはBOXに書いてある1.5Vにセットする。
ファンの固定具の外し方がいまいち分からず、あせりながらペンUを外す。
鱈セレ装着完了! ファン・ケーブルはM/B側に接続しておく。
下駄用の電源は付属の二股ケーブルで接続する。
電源を入れて動作確認する。
BIOSはペンV 1402MHZ と認識している。予定通りw
仕上げはエンブレムの変更。
高級感のあるペンUエンブレムを、ちゃちいセレ・エンブレムに換えて完成w
◇ベンチ・マーク
↓
HDbenchで比較。CPU演算が3倍、なぜかメモリ・リードが約2倍にスピードUP。満足。
◇追記
今回使用した PL−iP3/T は、秋葉原の通称「CPU筋」(勝手に命名w)の某工房で購入しました。とげぴー様の激安情報に感謝いたします。
特に苦労することもなく、すんなり動いたので気にならなかったものの、他の店で¥5、980円という値段で売られていたこの下駄、いっそのことあと少しの軍資金を足して鱈セレ対応の新M/Bに買い換えたほうが良かったかも・・・というのは後の祭り。しかし、一緒に買ってきたATA100カードで「一気に体感スピードを上げるぞ計画」が既に玉砕していただけに、動いて本当に嬉しかった。
しかし、ASUSのサポートは素晴らしいの一言。発売後、4年以上経っている昨年半ばにも、BIOS更新がなされている。感激した。(他メーカー知らないからね。当然だったりするのかな?