スーツケースのキャスター交換2

 2025年2月23日 by ごきち

 


◆序章

 最近仕事で出張が多い。

 特に札幌、仙台が熱い。

 

 そこに妻が最近娘と旅行に出かけることが増え、私の出張と重なるようになって。

 国内便の無料手荷物預かりギリサイズ の サムソナイト インターセクト スピナー 76/28 シルバー 93L<大型> タイプと、同じシリーズで飛行機の機内に持ち込めるタイプ 55/20 ネイビー 34L<小型>タイプを買い増しした。

 流石、ブランド物。取っ手の強度、ケース自身の強度は素晴らしい。

 ただ、タイヤの消耗は日本の道路事情にはまだまだ甘そう。

 ダブルホイールは頑丈そうに見えて、実は点字ブロックに弱い。

 

 出張中にキャスターのゴムが剥がれる前に、中華製のキャスターに交換したのでここに記す。

 

◆部品調達

 約1年前に Amazon でΦ50mm 径を調達して交換した サムソナイト インターセクト スピナー 55/20 34L

 

 

 一年が経過して。

 使用前と使用後

   

 すんげー鬼キャン減り。

 

 一年間、25回の出張でこの有様。

 特に大阪のローコスト・アスファルトはエグかった。

 サンドペーパー状態甚だしい(泣

 

 多分、ド・ノーマル状態では持たなかっただろう。

 ベアリング部の緩みはあるものの、球落ちは無さそうなので同じメーカーの径違いの Φ54mm を調達した。

   

 

◇改造手順

 前回はホイールユニットをベースごとスーツケース本体から外して施工したが、面倒なのでホイール部分だけ脱着した。

 

◇ホイール外し

 まず、軸のカバーを千枚通しで外す。

 

   

 

 前回と同様、ラジオペンチ+万力 でボルトを固定して、逆側をドリルでカシメを削り取ってホイールを外す。

   

   

   

 これをひたすら 4個 x 2セット分 分解しようとしたが、面倒になって・・・別のやり方で。

 

 板金ばさみでホイールを切り刻む

   

   

 

 軸の樹脂部分ごと万力で挟んでかしめ部分をドリルでえぐってホイールを外す。

   

   

 

 2台分のホイールを外したところ

   

 

 ホイールキットには厚みがランダムなワッシャが2枚ずつ付いてくる。

 中央に挟む形で厚めと薄めを2枚セットする。 

 

 

 ワッシャを合計4枚入れても 3mm 程シャフトが長い。

 飛び出る部分にマークをしてディスクグラインダーで削る。

   

 

 全長 49mm 弱に揃えたら、M5 のタップで内部のバリを取る

   

 

 順に仮で装着

 

 

 まとめて2台分、ネジ部にエポキシ接着剤を流し込んで固定して完成!

 

 

 

◆あとがき

 ○庭を砂利からコンクリートタイルに替えて、作業と掃除が楽になった。

 ○いちいちエポキシ二種混合接着剤を調合、入れ込み、ねじ締めは面倒だ。ネジロックを買っておくんだった。

 ○過去は1/3程の価格のイ★ン・ブランドのスーツケースを使っていた。取っ手が先ず破壊して、キャスターがダメになる前に使えなくなっていた。安い物を定期的に買い換えるか、高級品を使い続けるか。コスパや如何に。3倍以上長持ちして欲しい。

 

 この他に、使えなくなったイ★ンブランドが物置に。スーツケース屋さん状態だ(笑

 

 

 

おわり