【生チョコレートの作り方】 2013/11/09 番外編

 

◆序章

 毎年、バレンタインデーに娘から手作りチョコレートを貰う。

 ここ数年は可愛らしい銀紙カップに流し込んで飾りつけた物。

 

 残念ながら、これが全然美味しくない。

 

 すんげー時間をかけてチョコを削って、湯煎して型に流し込んで飾り付けして・・・手間がかかっているのにもったいない。

 とにかく硬い。味は板チョコそのまんまだし。

 これをお友達に配ってるのか?こりゃいかんぞ!

 

 貰っといて文句だけでは何なのでと、お返しに作ったチョコ。

 意外と簡単に作れて、ウケも良いので度々作っている。

 折角なので、ここにレシピを残す。

 

◆ゴッキーチョコ<生チョコ>の作り方

【材料】

 板チョコ<ビター> 55g × 5枚

 

 

 ホイップクリーム     100g

 

 植物性クリーム。約半分だけ使う

 

 水あめ        24g

 

 大スプーンで粘り取るぐらいしか使わない。そろそろ賞味期限w

 

 ブランデー      10g

 

 入れ過ぎると子供達が喜んじゃうのでチョロっとだけ。

 

 ココア粉       少々

 

 砂糖が沢山入っている物だと、出来上がりがジャリジャリになるので注意。と言いつつ手頃な砂糖入りで我慢。

 バンホーテンは・・・高級すぎるので却下。多分めっちゃ美味いんだろう。

 

【作り方】

 耐熱ボウルにビター系の板チョコ5枚を割り入れる。

 

 細かく削らなくて可。普通に割り入れればOK!

 

 そのままボウルごと電子レンジでチン

   

 600W 1分30秒 + 1分 で、とろとろに変身!

 

 チョコをレンジでチンする間にホイップクリームも温める。

 

 煮立たせないように弱火で。

 

 溶かしたチョコに混ぜる

   

 混ざると、粘り気が出てくる。冷えて固まらないうちに素早く次へ

 

 水あめを投入後、素早くかき混ぜる。

 

 水あめは冷蔵庫で冷え冷えのままだと、取り難く、チョコが冷えるので常温に戻しておいたほうが良い。

 綺麗に混ざると、チョコに艶が出てくる。

 

 更にブランデーを投入し、素早くかき混ぜる。

 

 投入直後、チョコがもろもろになるが、混ざると更に艶が出来る。

 

 冷えて固まらない内にクッキングシートを敷いたバット(210 x 150 x 29)に流し込んで均す。

   

 写真を撮りながらで、手間がかかったせいで固まりかけてきた。

 

 冷蔵庫で2、3時間ほど冷やして固める。

 固まったチョコ

 

 暖かい部屋だと溶けてくる。指で押すと表面の弾力を感じる軟らかさ。

 

 包丁を湯煎しながら一センチ角に裁断する。

   

 手の暖かさで溶けるので手早く切る。

 

 切ったチョコにココア粉をまぶす

 

 一個一個ひっくり返しするので結構手間がかかる。

 

 完成!

   

 市販の生チョコに負けない美味しさ。ちょいブランデーが効いていて大人の味w 

 

◆あとがき

 材料費1,000円弱で高級な食感と風味が楽しめる。シーズンでもないのに子供達から催促されて一緒に作る。今回もそのクチ。

 電子レンジを使うとチョコを溶かすのがめちゃめちゃ楽。何故皆は使わないんだろう??削んなくても簡単に溶けるぞー!

 残りのホイップクリームとココア粉でもう一セット作らねば。

 次回のホワイトデーにはバンホーテンを張り込んでみるかな。

 

 

◆2014年11月8日追記

 久々に生チョコを作ってみた。

 今回は張り込んでバンホーテン!

 

 これでジャリジャリいわせないぜ。

 ・・・って、コレも実はしっかりミルクと砂糖入り(ToT)

 

 久々で手際が悪く、途中、レンジで20秒追加でチン!

 冷たい水あめを混ぜたあと、10秒追加チンで素晴らしく混ざります。

 

 但し、ロッテの板チョコは要注意です。

 

 超特価 一枚69円<税込> で売ってたのでそれで作ってみたんですが・・・

 なんだか赤っぽい透明の油が分離して上手く混ざりません。

 混ぜる程に油が出てくるので、捨てては追加チンを繰り返さないと出来ません。

 一応は出来るんですが、最初はびっくりすると思います。

 

 ネットで生チョコの作り方を調べると、市販の板チョコでは上手く出来ません。とか、レンジでは駄目。とか。

 だから製菓用の油の添加の無いものを使えとか。コレ究極ね。

 で、上手く出来ないときの原因は本当に板チョコにありました。

 

 最初の写真にある森永と、今日使った明治だと、簡単に出来るんですよ。

 

 市販の板チョコで上手くいかなかった方々へ参考まで。

 

◆2015年3月22日追記

 3月の初旬に北海道へ出張があり、家族へのお土産に ロイスの生チョコを買って帰った。

 味が数種類ある中、「オーレ」を買ってきたところ、家族の受けが良かった。

 ただ、初めて市販品を口にして、ゴッキーレシピの生チョコが結構美味いことも分かった。

 逆に、ほろ苦いのもいいが、ロイスのミルクチョコも結構イケることが分かった。<ま、当然かw>

 

 そこで、日頃の生チョコレシピにアレンジを加えたて作ってみた。

 ・・・と言っても、材料のブラックチョコをミルクチョコに代えるだけ。

 

 今回は森永ミルクチョコレート 69円<税込み> x 5枚

 後は以前と同じ作り方でOK。

 溶かした時、ロッテの板チョコみたく分離しちゃうんじゃないか?固まんないんじゃないか?という心配をよそに問題なく完成!

 溶かす時のポイントは、レンジで1分半過熱後、一旦混ぜてからもう1分チン!が肝。

 

 張り込んでバンホーテンの純正ココアをまぶす!これだわ。

 

 ココア粉のほろ苦さとミルクチョコの甘さが合う。

 子供達にも好評だ。

 私は、ブラックが好きかな?

 

 

 

 

 おわり