ガンプラの製作 HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム 

                              2015年8月12日 by ごきち

◆序章

 8月初旬

 出張の前夜、準備がてらパソコンを見ているとガンプラの広告が襲ってきた。

 多分、息子(中二)の仕業だろう。

 2015年のお盆休みの予定は無し。

 家の中でごろごろしていてもしょうがない。

 久々に細かい作業のチャレンジにとポチった。

 

◆製作

 しばらく放って置こうと思っていたが、夜中二時に目が覚めたお盆休みの初日。

 

 いきなり製作開始。

 

 まずは道具を準備する。

 切れの良いニッパを作る(笑

   

 ダイヤモンドやすりで両刃が片刃になるまで表面を削り落とし、♯300 の耐水ペーパで磨く。

 

 「パチン」と音がせず、ランナーから「しんなり」とパーツがそぎ落とせる優れモノ。

 

 カッター&カミソリ要らずでそこそこ綺麗に仕上がる。

 

 ここまで約二時間。

 あとは、図面の通り組み立てること約三時間。

 

 目は付属のシールの目の部分だけくり抜いて貼り付けた。

 

 折角だから、LEDを仕込んで目を光らせてやろうと、改造手術を決行した。

 目の部分の透明パーツ下にカッターナイフの先で四角い穴を掘り、電球型LEDから取り出したLEDチップを嵌め込む。

   

 細いリード線を裏に通して首下に配線する。

 

 アナログテスタの抵抗値レンジで試験点灯

 

 X1000Ωレンジでこんな感じ

 電流は 0.5mA 

 

 3Vのリチウム電池を電源に、10kΩのボリュームを直列にして程好い明るさを試す

 

 10mA 目からレーザーが出るw

 頭の天辺まで黄色く光っている。

 

 もうちょい電流を落とす。

 

 1mA いい感じ。

 ボリュームの抵抗値は 1kΩ

 まだ頭がうっすら光っている。

 内部を黒でペイントして光漏れを対策する。

 

 電源をどうするか。

 

 ガンダム君曰く

   

 こいつを使ってくれ。

 

 夜釣り用の電子浮きに開発された歴史あるリチウム電池。

 

 BR425

 

 大きさ太さ共にビームサーベルとほぼ同じ

 

 3V 25mAh 1mA の電流制限が玉に瑕

 結局は 1mA 以上流せない(泣

 

 ガンダム君が背負ってるランドセル

 

 このままでは、電池はぎりぎり入らない。

 

 なのでリチウム電池の径に合わせて拡張する。

   

 4mm のドリルの刃先で広げる。ついでに負極の穴も開ける。

 

 電池との接点には抵抗器のリード線を流用する

   

 穴に1kΩのリード線を通して供給端子にする。

 

 ガンダム君本体は首下のエプロンと本体を加工してリード線を通す

 

 丁度ランドセルで隠れる。

 

 リード線をコイル状に巻いて余裕を持たせる。

 

 先端のビニルを剥いて半田めっき

 

 ランドセルの端子とリード線を半田付けして装着

     

 完成!電池を差し込めば点灯。抜けば消灯。

 

 お気に入りのポーズ

 

 バランスも良く、たいがいのポーズを取らせることが出来る。

 後は、息子にプレゼントするか。

 

◆あとがき

 ○久々にプラモデルを作ってみて、老眼の進み具合に驚いた。細かい作業の度に眼鏡を外さなくてはならない自分に老いを感じた。そろそろ遠近両用眼鏡が必要になってきたようだ(泣

 ○LEDの光漏れ防止に、100円ショップで買ったマニキュアを使った。こいつはあかんかった。プラスチックが溶けてしまうわ、乾かないわ。最悪なのは貼っていたシールが剥がれてしまう。仕方無く黒のペイントマーカーで目の周りだけ墨入れした。目の明るさまで変わってしまった。

 ○電子うき用のリチウム電池は、意外に電流が取れず、しかも容量が少ない事に驚いた。コイン型リチウム電池のホルダを改造するのも良いかな。

  

 

 

 

おわり