2020年7月27日 by ごきち
◆序章
歳のせいか、夜中によく目が覚めるようになった。
その度に手元の時計を確認するのも面倒なので、大型LED表示のデジタル時計を買った。
ただ、明るすぎて寝室では使えない代物だったので放置していた。
目障りでない寝室専用のLED時計に改造したのでここに記す。
◆設計&改造
3年前にAmazonで購入するも明るすぎて使えず。
改造しようと分解してそのまま放置していた大型LED時計がこれ。
EAAGD 多機能8888デザイン目覚まし時計 2,880円
3年程分解したままだった。
回路を読むのが面倒になって放置していた。
パターンを追ってみると、R15(2.2Ω)を変えれば全体の明るさは変えられそう。
早速半田ごてでチップ抵抗を外し、適当に560Ω抵抗をかまして点灯してみる。
1/4W 560Ωを付けて点灯したところ。
全体的にいい感じの明るさになった。抵抗の温度上昇も感じられない。
ただ、何故か「:」表示の下部ドットだけ明るいままだ。
パターンを追ってみると、どうもR4(510Ω)が単独で噛んでいる様子
ここにソケットを半田付けして、適当に抵抗を入れてみて同じ明るさになる抵抗値を探る。
R4(510Ω)を半田ごてで外し、ピンソケットを半田付けする
探せば転がってるもんですな(笑
ピンソケットを付けたところ。
適当に抵抗を入れ替えてみよう。
4.7kΩ
明るすぎる。
6.8kΩ
近いが、まだ明るいか?
10kΩ
悪くないだろう。
手持ちにチップ抵抗は無い。
リード線をぎりぎりに切って半田付けする。
ケースをねじ止めする。
中央のアクリル板の裏に2個、隠しビスがあるので注意する。
完成!
夜間専用の大型LED時計が出来上がった。
◆あとがき
○夜の視認性も良く眩しくない。ただし日中は全く見えないデジタル時計が完成した。
○現在は1,200円〜1,300円程で買える様子。しまった。現行品にはACアダプタが付属しない。だとしてもかなり高く買ったようだ。
○スモークのプラ板を貼れば昼夜問わず見えたのかも。ま、ドライブ電流を減らすことで消費電力も押さえられるだろう。
おわり