2003年2月26日 by ごきち
Windowsになってから初めて買ったパソコン:M260RW(SOTEC)をなんとか速くするべくCPUをセレ600からペン!!! 1GHzに替え、OSをXPに替えるが、努力も空しく体感速度は全然変わらないままであった。しいて挙げるならフォルダを作りすぎて動きが鈍くなったり(Windows98SEのバグでした)しなくなったのと、リソース不足で固まることがなくなったぐらいか。これってOSの問題だけで、結局ペン!!!の効果が全然出ていないままであった。
以前に「これがペン!!!1GHzのスピード???」と首を傾げていた某氏から、遅い原因はチップセットの810Eグラフィックにあるとの情報。と同時にPCIのGAで安いのがあるとの秋葉情報を頂いた。
早速買って装着するも、何じゃこのブロロロロォ〜って轟音&振動。どうも付属のFANがうなっている模様。しかし次の日に新品交換してもらった物も、またマッハ・ロッドでブロロロロォ〜♪
仕方がないのでFANを改造することに。一応まだ動いていますが、以下は絶対真似しないでください。
◇改装前の仕様
MODEL M260RW
M/B ANAHEIM-3
OS Windows XP
CPU Pentium!!! 1GHz
メモリ 256MB+256MB
HDD 80GB+40GB
◇改装記録
今回のクランケ。M260RW
Tornado TNT2 税別¥4,570円
これが振動の根源FAN
FANの乗せ換え、FANレス化等、案はあったが、手っ取り早く試せる方法としてFANと直列に抵抗を入れて電流を落として回転数を下げてみることに。手持ちの抵抗で47Ω、47/2Ω、10Ωと試して、47Ωに決定する。
アルミフィンにぶら下がるよう止めてある3箇所のビスを外してFAN本体を外す。
ここの赤線の半田を取って
ちょうど抵抗の長さ分短くして半田仕上げしておく。
先にFAN側に抵抗を半田付けして、リード線には絶縁にチューブをかぶせておく。
抵抗にリード線を半田付けする。
フィンに3箇所ネジ止めして完成。
改装前のベンチ結果
改装後のベンチ結果
◇後記
ベンチの結果では一割程ポイントが上がっただけだったが、体感上こんなにも速くなるか!と思える程の効果があった。マウスをくるくる回した時のカーソルのレスポンスが良すぎる。(今までが悪すぎ) CPU、メモリ、グラフィックと別々に測定するベンチマークソフトの数値では、こういう体感速度的なものは見えないのかも。
調子良く動いていることを確認した後、ふとGAカードの裏面あたりを素手で触ってしまった。とたんにGAチップがぐんぐん高温に、また小さな放熱板のついたレギュレターらしきICは火傷しそうなほど熱くなっている。私の体とPCのケーシング間に結構な交流電流が流れてました。多分あと数日もすれば煙が出てくることになるでしょう。燃えたら今度はまた別のGAにチャレンジします。
おしまい