2023年5月5日 by ごきち
◆序章
ワゴンR カスタム HYBRID ZT 4AA−MH55S−WZTB−A3
ルームランプを前々車用に作ったライセンスランプ用LEDに換装した。
ただ、気持ち後部座席側が暗いので新たにLED球を製作する。
◆車内灯用COB LEDの製作
ネットで面白そうなLEDライトが売られていたのでポチッた。
充電式のCOB LED投光器 380円
カラビナ付のキーホルダー位のLED、なんと 1,000 lm !!うそつけー!!
でも、かなり明るい。
抵抗点灯だと電流が凄くて抵抗の発熱が凄そうだ。
取り敢えず分解してみる。
点灯させてみるとVf=3V
6×5チップ全て並列?
適当に2W 36Ωを繋げて点灯してみると、300mA !
計算上でも (13.8V−3V)/36Ω=ジャスト300mA
抵抗がみるみる変色してくる。
0.3A x 0.3A x 36Ω=3.24W
抵抗が持たない。
手持ちは2Wタイプが上限だ。
並列x直列にするか。しかし3W越えの熱量はしっかりCOBの温度上昇に影響する。
ランプユニットの寸法を調査する。
意外と狭い。
T10のコネクターでリード線出しにするかとも思ったが、一体式にすることに。
基板を切り出してT10ウエッジを製作する
やすりで周囲を丸める。これに36Ωを4個、直並列で36Ω接続にする。
いきなり完成!
丁度抵抗を挟んでできた段差でいい具合にランプハウスに収まりそう。
2液混合式エポキシボンドで固める
早く固めるには通電して温度を上げると良い。
いざ試験装着!で、ぐりぐりやっていて、COBユニットとランプハウスの金属板とが触れた時、かすかに火花が見えた。
どうもランプハウスの前席側の側面にはアースが来ているようだ。
COBユニットの+極の銅版と触れたんだろう。
幸いレイアウトの都合でこんな回路にしていた。
1A程流れただけでセーフだったようだ。
統合ユニット、ヒューズの断線は無かったものの、対策しなければ。
COB のアルミ板周辺にマスキングテープを貼って更にエポキシボンドを盛る。
黄色のマスキングテープにすれば良かった。
これでショートせずに安心して装着できる。
レンズを付けても周囲の緑色が目立つ。やはり黄色だった。
点灯!
しっかり明るい。
長持ちは・・・しないだろう。
◆あとがき
○電流制限抵抗が発する3W超の熱がCOBにかかる。連続点灯は避けないと、寿命がかなり短かくなりそうだ。
○COBユニットを2個直列で抵抗の消費電力を落とせば良かった。あと2、3個買っとけば良かった。
○切れたら次のCOBネタに笑
おわり