2012年3月20日 by ごきち
◆序章
遂にマップランプに使っていた砲弾型LED9発ランプが切れた。
9発並列仕様。なので一粒切れて、また一つ切れて、と数が減るにつれて残りの粒の輝きが増す(笑
最終的に全部アウト。
仕方なくルームランプに使っていた自作LEDランプをマップ部分に移植し、ルームランプには市販のLED灯を使用していた。
LED電球が手頃な値段になってきたので、これを改造してマップランプ用LED球を作ったので記録する。
◆設計と製作
LED電球を使った番号灯を作った時とよろしく、LED電球を入手する。
MITUBISHI 325lm 30W相当 LDA5D−H−T2 798円
早速分解を試みる。
レンズ部分の隙間にマイナスドライバーを差し込んでこじってみる。
しまった。ガラス製だった。怪我はしなかったが、破片が飛び散る。
丁寧にシリコンで接着してあるので簡単にはレンズが外れない。
しょうがないので、ビニール袋で包み、丁寧に割る(笑
回路を調べると、白色LEDが3個直列接続。Vfは約8.3V
以前に製作した9発LED
もう点滅すらしない。
分解して電極部分と抵抗を残して利用する。
まずLED粒を抜く。元の半田がもろいので簡単に取れる。
鉛の含有量が多くもろい半田だ。流石中国製。
ガラスエポキシ基板が薄いので簡単にパキパキ割れる。
この中には56Ωの抵抗を入れていた。基板を取り去り、リード線を付ける
仮に配線して点灯試験を行う。
12V供給で64mA 13.8V供給で92mA
小さい放熱板も付いているので程よい電流だろう。
いつもの二液混合タイプのエポキシ接着剤で口金部分とLED部分を接着する。
新しく塗り固めた部分だけ真新しい色だ。
完成!
ベースが以前の流用なので簡単に加工できた。
◆あとがき
○素子が3つなので言うほど眩しくなく、しかもかなり明るい。ルームランプ用にも買っておくんだったか。
○最近、めっきりLED電球が安くなってきた。部品用につい手を伸ばしてしまいそうだ。
おわり