2009年5月6日 by ごきち
◆序章
私はスピード狂である。
最近、自分の車の限界スピードで走る事が多い。(って誰かが言うてました。)
ただし、その道路の安全速度は守らないととんでもないことになる。
当然、初めて走る道路では飛ばしません。何処にどんな危険があるか分かりません。
その「危険」の一つを察知する物にレーダー探知機がある。
ネズミ捕りやオービスがあるとピーピー鳴って知らせてくれる優れもの。
堺に住んでいた十数年前、泉北1号線で移動式オービスに焚かれたのをきっかけに購入。
ユピテル WX−10 当時5,980円で購入
白いワゴン車のリアガラスから赤い閃光を浴び、更にそれを直視してしまった為放心状態に。
ホント事故らずによく帰れたと。
たまたま空焚きだったようで御用にならなかったが、検挙されてると洒落にならないことになっていた。
それ以来、一般道では飛ばさなくなりました(笑
買ってすぐに威力を発揮した。
十三大橋の手前堤防脇道で、急にピーピー(笑
それまで一車線だった道が二車線になっていきなり、30km/h制限になる。
黒い四角い箱の横でヘッドフォンに無線機片手の交機さまがパイプ椅子に座っておりました。
枚方大橋170号線北向き。橋の途中でピーピー(笑
どうせスロープ途中でやってるんだろうと速度を落としてもそれらしき姿が見えない。
「ガセやんけ」とスピードを上げようとした瞬間またピーピー(笑
枚方大橋から2km以上離れたところで捕獲大会やってました。
今まで何処かしこでピーピー鳴って五月蝿かったレーダー探知機はここ最近、やたら静かになった。
ふと見てみると電源が切れていて充電されていない。電源を入れるも電池切れのブーブー音。
車を乗り換えて3年。車格も代わり行動半径もかなり広がった。
何処まで乗っても高速1,000円を体験してから、遠出することも増えた。
感度が良過ぎてやたら鳴り捲るのも愛着の一つ。
久々に機械弄りがてら分解してみた。
◆分解・交換・再組立
まずは分解。
裏の4か所のビスを外す。
P板を持ち上げると出てきたのは、なんとなく見覚えのあるニッカド電池だった。
コードレスホンで見たことがあった。単四電池ほどのニッカド x 3本 セット。 3.6V 200mAh
急遽、実物を持って量販店へGO!
で、電話機コーナーの部品コーナーで探すこと数分。
そっくりな物発見!
ブラザー用コードレスホン充電電池 3.6V 800mAh 1,580円
昔のNi−cd(ニッカド)と違ってNi−MH(ニッケル水素)に代わって容量が増大している。
問題は耐久性。おそらくは直射日光で80℃は軽く越える環境で発火・極端な寿命を迎えないかが心配。
しかし、新たに万を越える新品レーダー探知機は買えないので試すことにする。
購入時に店員さんが教えてくれた注意点。
コネクター部の極性違い。なんでこういうのは規格統一しておかないのか。
仕方が無いので注意してピンを抜き差しして入れ替える。
隣とショートさせないように慎重に二本外して入れ替える。
入れ替え終了! あとは交換作業と再組立て。
太陽電池の接続線に注意して再組立て。
完成!
電源を入れて、ん?あれ?
電池なしのブーブー音。
新品買ったのに電圧低いやんけー
しかし、これはNI−MH電池の宿命。
一部、最近のもので自然放電の極力少ないものがあるが、これは例外ではなかった。
ちゃんと説明書きがあった。
あのなぁ、アタリ付きのアイスバーやないねん。商品で隠して明記するってどうよ(笑
◆あとがき
○真夏のダッシュボード上を10年以上も頑張った。Ni−cdの耐久性もさることながら本体の耐久性も素晴らしい設計。
○店員さんから注意の一言が無かったら危うく逆接してたでしょう。K’sさんありがとうございました。
○Hi−MHの耐久性や如何に。頼むから火ぃだけは出さないで欲しい。上の画像を見て・・・安全装置内蔵・・・温度ヒューズが入っていたら・・・夏は越えられないか(泣
○振動を与えるとピコピコ鳴る。完全復活。あと5年は持ってほしいところ。
○同じ型番でネット検索をかけるとバイク用にヘッドフォンジャックの取り出し改造をしているサイトがあった。感度も良くて重宝するんだと。 オークションで古い物を落として改造すればいい値段で捌けるかな。
おわり