AZワゴン スパークプラグの交換

2021年9月19日

◆序章

 息子の通学用に買った9年落ち走行距離58,000kmのAZワゴンのスパークプラグを交換したのでここに記す。

 

◆部品調達&工具準備

 AZワゴン DBA−MJ23S の K6A エンジンにはバージョンが2つあるらしい。

 DENSO のプラグ適合表によると 

 

 「車両形式が変わらずにプラグのネジ長さが19mmから26.5mmに変わるため、現在お使いのプラグネジ長さを確認後DENSO型式を選択下さい。」

 

 ・・・って、おいおい。

 

 7mmも違うとピストンを突いてしまいますがな。

 納車と同時に交換したかったので、一か八か。長い方の VXUH22 イリジウムタフ をネットで購入した。

 

 3本セットで 3,100円

 ナット径が対辺 16mm ねじ径は M12 である。

 プラグレンチなんてそうそう使う物じゃないが、メンテナンスには欠かせないアイテムだろう。

 9月初めに、娘が中古のムーブを買ったタイミングで、そいつのプラグも交換の為に買っていたプラグソケット

 

 TONE HP3P−16S 1,226円

 

 ついでに40年近く使っていた安物のラチェットが流石にガタが出てきたので買い換える

 

 TONE RH3H 2,765円

 長く使えると良いな。

  

 4年前にラパンをプラグ交換する際に買っていたトルクレンチ

 

 E−Value ETR−25 3,358円

 プレセット型トルクレンチ

 回転角度で管理はするが、ねじ切ってしまわないための保険用に。

 

 あとは10mmのソケットレンチとエクステンションバー、+ドライバー等の標準工具

 AZワゴンの納車を待った。

 

◆交換作業

 AZワゴン K6A はDOHC ツインカム12バルブの憎い奴。

 プラグにたどり着くまでの分解方法は多くの親切な方がネットに上げて下さっている。

 覚え書き程度に記録しておく。

 

 エアクリーナーを外す

   

 ソケットレンチで3ヵ所、10mmのボルトを外す

 

 オイルゲージの横、手前、右奥の電磁弁の固定ボルトの3点

   

 

 ただ、この電磁弁の固定ボルトが曲者だった。

 

 角度を固定している樹脂部分がえぐれてしまいボルトを回すと一緒に電磁弁が傾いてなかなか外せなかった。

 

 エアフィルタのダクト接続口についているバンドの+ねじを緩めておく

 

 

 

 ・・・供回りと闘っているうちに。エアクリーナーが外せた頃には陽が暮れていた

   

 どこの気筒か分かるように印を付けてコネクターを外し、10mmレンチでイグニッションコイルを外す。

 

 プラグソケット+ラチェットでプラグを外す。

 

 LKR7BI8 26.5mm だ。万歳!

 

 5.8万km 交換されていなかったようだ。

   

 焼け具合は良さそう。だが3本とも同じように接地極がお椀形に抉れている。

 

 DENSO VXUH22 イリジウムタフ

   

 これで5万kmは持ってくれるだろう。

 

 トルクレンチを 20N・m にセットして締め込みエアクリーナーを取り付けて完成。

 

 

 

 

 

 

おわり