【花壇作り’20】 2019/9/21 DIY

 

◆序章

 2019年春、玄関口を彩ってくれたチューリップ達 <2019/4/7〜27>

 南側

 

 白色が咲かず。意外に赤として買い足したオレンジ色がアクセントに。

 

 北側

 

 ピンク、赤、黄、紫の順で白は咲かなかった。というより白は無かった。

 

 2019年春のチューリップ

 

 自動水遣りの電池を交換したくらいのメンテナンスだけで元気なチューリップ畑が完成した。

 白が全く咲かない原因は販売店かもしくは卸店の怠慢。

 球根の色別発育度合いも程よくデータ取りできた。

 今年の白は大丈夫だろうと信じて2020年度も継続してトライアル製を購入する。

 

 

◆土の準備<2019年4月29日>

 来年度のチューリップ畑は南側に注目

 いびつな凹形だった所を斫って長方形に仕上げた。

 

 南側

 

        before

 

         after

 

 北側はまんま

 

 咲いた後球根を抜いて放置状態。

 こちらは、自動水遣りのチューブもそのままだった。

 ネットをかけて保護していたので両側とも猫に荒らされた気配はない。 

 

 2020年春に向けて土を作る。

 お約束のトライアル製 化学肥料

 

 定番 初めに混ぜる肥料 99円

 少しだけパッケージが変わったかな?

 

 いつもの75Lのコンテナケースの土を取り肥料を混ぜて花壇に戻す。

   

 猫対策に金網を被せておく。

 

◆球根を購入<2019年9月14日、21日>

 2019年9月14日赤色と桃色、21日に黄色、白色、紫色の球根が売り出されていたので購入した。

   

   

 

 35円<税込> x 21個 x 5色 = 3,675円

 あらま、去年は@29円だったのに。

 とりあえず5色分を揃えた。

 

 咲く順番、丈の順番に関係するか球根の質量を測ってみた。

 入れ物の重量は127g

   

   

 

 

 2019年春の咲く順番、高さデータと球根重量を比較してみる。

 

 

 開花順と背丈は北側では正反対。

 球根重量と背丈、開花順に関連性は確認できない。

 ま、重量データは今年の球根なので今年咲いた球根の背丈と関連付けるのには無理はある。

 また、結果、白が咲かなかったが、「白」として買ってきた球根の開花順を記載したが背丈データが無い。

 

 来年度の植え付けは2019年度の背丈データ順で植え込むことにする。

 

◆球根の植込み<2019年10月8日>

 今年も出張のオンパレード。

 10月には福岡、名古屋と連荘で出張がある。

 雨風台風で植え付けが遅くなると球根を長期間保管することになる。

 腐らせるのもなんなので急遽植え付けた。

 

 レイアウト

 南側

 

 2019年度の背丈順。白が全く咲かなかったので球根の重量から一番低いだろうと予想した。

 吉と出るか凶と出るか。

 

 個数分7〜10cm程穴を掘る

 

 細めのスコップを使って位置決め

 

 順に植え込んでいく

   

 一列目の白は咲く順番、丈も不安だが、まずは何色が咲くか気になるところ(笑

 

 配置完了後、掘った時に出た土を被せる

   

 南側植付け完了

 

 南側は花壇の大きさを変えた。自動水遣りの噴霧器を配置し直す。

 

 どうも前回買ったものと若干勝手が違う。

 

 結局、噴霧器は旧の物を再利用し、新しいホースでレイアウトを変えた 

 

 噴霧器を12か所配置した。猫対策に金網を被せておく。

 

 北側

 

 横幅が狭いうえにウッドデッキの柱で歪な北側。南側に合わせて密集度合いを調整する。

 

 穴を掘り早々に植え付け

 

 当初は横9個を予定していたが8個に調整した

 

 土を被せたあと水遣り器をセット

 

 形状が変わってないので連続使用する。

 

 猫対策に金網をかけて完成

 

 水遣りタイマーをセットして完成。

 

 あとは適当に草むしりとタイマーの電池交換に気を付けるくらいか。

 今年こそ白の開花に期待する。

 

つづく

 

◆芽が出てくる <2020年2月11日>

 暖冬である。

 芽が出てきた。

   

 浅く食え込んだ南側はかなりの確率で出てきた。

 ただ、北側はいつもより若干深めに植え込んだためか芽が出ているのはちらほら。

 

◆かなり葉が出てくる <2020年2月24日>

 暖冬の影響か、例年に比べて発芽が早い。

   

          南側                       北側

 

 しかし発芽率は悪く葉に勢いがない。

 発芽は南側で 49/60個  北側はたったの 13/40個。

 

 色別では南側は 

 白:4/12 (33%)

 紫:11/12 (91%)

 桃:12/12 (100%)

 赤:11/12 (91%)

 黄:11/12 (91%)

 

 北側は

 白0/8 (0%)

 紫:5/8 (62%)

 桃:4/8 (50%)

 赤:3/8 (37%)

 黄:0/8 (0%)

 

 北側は白と黄が全滅っぽい。

 数年前の数個しか咲かなかった悪夢が蘇る。

 

◆給水不足が原因か?<2020年3月26日>

 葉が言うほど大きくならない。

 そうかと思ううちに蕾が膨らみ始めた。

   

          南側                     北側

 2013年春の不作を思い出す。

 ひょろ長い葉が申し訳程度出ただけで殆ど咲かなかった。

 恐らく水遣りが原因だった。

 2月、3月と出張続き自動水遣りの具合を見ていなかった。

 実は近所で一帯の水道布施替工事があった。

 それ以来極端に水圧が下がった為、水遣りの水量が少なくなった。

 4mmホースでそれぞれに水を散布していたので一分間の水遣りでは浸透しなかったようだ。

 

 もう一つ。

 

 水道工事中、自動水遣りのカランを閉められたままだったことに気付かず、約2週間水遣りが出来なかったことも育ちに影響したようだ。

 チューリップの成長に大事な時期の水不足に気付かずだったのが原因だろう。

 

 

つづく

 

◆成長記録<3月28日〜>

◇3月28日

   

  

   

 北側は陽が当たりやすいので南側よりも咲き出すのが早い。

 

 全体的に背は低いが咲き出した。

 北側は桃色が4輪、赤が1輪のみ。

 南側は白と黄色は蕾が見えないが、桃、赤、紫と咲き出した。

 

◇4月4日

   

   

 

 

 

 

◇4月5日

   

   

   

 黄色はまだつぼみ状態

 

◇4月11日

 

 赤が散りそう。紫が4輪、紫が1輪。白、黄は全滅だ。

 

 赤だけ異様にでかい。今年も白が危ぶまれたが南側はギリ4輪咲き始めた。黄色はこれからか。

 

◇4月17日

   

 

 

 南側ようやく黄が来た。前日の強風で南側の赤がねじれた。北側の赤は吹き飛んだ。

 

◇4月19日

   

 

 赤が無くなるとちょっと寂しい。北側が終わった。

 

◇4月22日

   

 

 

◇4月25日

   

 桃が終わった。黄がやたら頑張る。紫も白もまだまだ伸びる。 

 

◇5月1日

   

 

 

 約1か月の間、2020年度のチューリップ畑を楽しんだ。

 

◆あとがき

 暖冬と涼しい春の為か意外に長持ちした。

 花が開く順番は去年度とほぼ一致。背丈も配列的には良かったんだろう。

 赤だけ花が異様に大きく、といっても一昨年の大きさ。他が小さすぎた。

 北側の発芽率、開花率が異常に悪かった。土が悪かったように思う。来年度は土を入れ替えようと思う。

 自動水遣り器は水圧が下がった状態でも全体に均一に散布できるよう再設計が必要だ。

 2年連続でトライアル製を試した。今年は色に偽りはなかったが、12cmじゃないわな。しかし去年よりはましか。

 球根の購入先をどうするか。値段も変わってきたし、大きさに偽りもある。来年度はどうするか悩むところだ。

 ご近所様の窓から丁度良い角度の配列で見られたようで毎朝が楽しみだったと最高のお褒めの言葉を頂いた。来年も頑張るぜ。

 

 

おわり