障子紙の張替え 2014/11/23 DIY
◆序章
引越してから3年が経った。
2階和室の障子がぼろぼろになっている。
一辺を残して完全に隙間が開いている。2箇所は完全に切れ落ちている。
年末の大掃除前に張り替えたので記録する。
◆貼り替え
まず、DIYショップで障子紙を物色する。
最近は糊を使わず、アイロンの熱で貼り付ける物、材質は和紙だけでなく樹脂フィルム製なんかも。
色合い、模様、柄の入った物もいろいろある。
悩んだ末、息子と一緒に選んだのは、ほぼノーマルの和紙製。
ちょっと洒落て雲竜模様入り。
包装に古い障子紙のはがし方、貼り方も載っていたので実践した。
◆剥がす
新聞紙を敷き詰めた床に障子を裏向けに並べる
いくつかプスプス指で穴あけを楽しんだ。
枠部分に水を染み込ませる。
糊付け用に買ってきた刷毛を使って十分に水を染み込ませる。
しばらく待つ
糊まで染み込むまで兎に角、待つ。
上手く剥がれない所はヘラを使ってこそぎ取る。
なかなか思うように剥がれないが、あとは根性。
水をつけては、ヘラを使って削るを繰り返す。
濡らしたタオルで枠の汚れも拭い取る。
取りにくい所には樹脂フィルムがこびり付いていた。
以前の住人が前々回、樹脂系のアイロン接着仕様を使ったようだ。
その剥がし残りを取るのに手間がかかった。
枠をしばらく乾かした後、障子紙を貼る行程に進む。
◆貼る
よく乾かした枠の端っこに障子紙を紙テープで仮止めする。
一旦、平行に貼れることを確認する。
障子貼り用の糊と刷毛&タッパを準備する。
濃縮バージョンはどのくらい薄めれば良いか分からないので、原液バージョンを買ってみた。
100円ショップで買ったタッパーに注ぎ入れて準備完了。
枠にのりを塗る。
「塗る」と言うよりは「盛る」感じ。
ずれないように障子紙を貼る。
大まかに必要分だけ切り取る。
指で枠全体に障子紙を密着させたらはみ出た分を切り取る。
Lアングルを定規代わりに使うと、枠プラス8mmで切れる。
全周切り揃えたところ。
めっちゃ綺麗に貼れた。
のりが完全に乾くまで窓に装着する。
様子を見て水を霧吹きすれば張りを調整できるだろう。
とりあえず完成とする。
◆あとがき
○意外に一発で、しわも無く貼れた。
○前々回の残り紙の除去に意外と時間がかかった。約半日。家内と一緒に楽しんだ。
○今までの障子紙と比べると、若干薄いかな?黄ばみも無くなったので部屋が明るくなった。
○同じ部屋には北側にも障子窓がある。近い間に貼り変えてみようかな。
おわり