【玄関照明のスマートスイッチ化】 2025/4/20 DIY  ごきち

 

◆序章

 約1年前から家の鍵は セサミPRO x 2台 を セサミタッチPRO と連携して使っている。

   

 指紋認証の開錠がめちゃめちゃ楽ちん♪ 一旦慣れると鍵をポケットから出して、刺して、開錠することが面倒になる。

 

 その後、製品発表後に注文して3ヶ月が経ってようやく納品された HUB3 と連携することで、屋外から開け閉めが出来て、しかも誰が開けたか施錠の状態も分かるようになった。

 

 

 キャンディハウス社

 開発途中でも取り敢えず販売しちゃう凄いメーカー(笑

 

 今は便利に使っているが、不具合で突然コントロールできなくなったりと、致命的な支障が出ることがある。

 私の出張中に妻が締め出された(笑

 

 しばらくぶりに、メーカーのホームページを見ると、 HUB3 で赤外線コントロールが出来るようになったとか。

 

 既に ネイチャーREMO MINI2 を3セット導入していて照明、家電をコントロールしているが、折角なので、セサミタッチ用に玄関に置いてある HUB3 を使って玄関灯をコントロールできるように改装したのでここに記録する。

 

 

◆設計、部品調達&施工

 2020年5月に玄関スイッチを交換した。

 

 ワイド21。門灯には照度センサーを入れてある。門柱には あけたらタイマー♪

 

 最近、妻が玄関の電気を付けっ放しにすることが多い。

 気付いたらどこからでも消せるように、玄関灯のスイッチを赤外線受信スイッチに交換して、靴箱上にある HUB3 で遠隔操作できるようにする。

 

 

◇部品調達

 赤外線で ON-OFF が出来る壁スイッチはいくつかある。

 以前にリビングの照明スイッチに使った 「取ったらリモコン」 も良かった。

 

 

 但し、2線式は消灯時にも微弱電流が流れる。

 負荷の少ない LED電球を駆動すると消灯せず点滅を繰り返すことがあるらしい。

 しかし新たに入線して3線式に工事変更する気力は無い。

 

 点滅覚悟で2線式の WTC55215W を Amazon で手配した。

 

   

 スイッチパネルは固定式なので照明用のリモコンが別途必要。

 2個用なので玄関スイッチにぴったりだ。

 

◇動作確認

 調達した受信スイッチユニットには赤外線リモコンが付属していない。

 パナ製のシーリングライトや、他社の一部の赤外線リモコンで操作できるようになっている。

 

 以前に家で使っていたパナ製の蛍光灯式のシーリングライトのリモコンで動作確認してみる。

 

 HK9335  ボタン一つで押す毎に ON − OFF を繰り返すタイプ。

 

 2芯のVVFケーブルで プラグ − 受信機 − コンセント 治具を作って LED電球を装着したスタンドでコントロール出来るか確認してみた。

 すると、コントロールは効くんだけど、消灯時に 2秒に一度位の周期で

 

 「ぱっ・・・ ぱっ・・・ ぱっ・・・」

 

 っとフラッシュ(泣

 ただ、負荷をオーム社製の安っいLED電球からパナ製に交換すると、フラッシュせずに 消灯−点灯 がコントロール出来た。

 

 ・・・やはり負荷を選ぶようだ。

 

 玄関照明はLED電球を3つ使ったシャンデリア。

 3つ並列だからフラッシュしないんじゃないかな?

 ダメだったらこの際、LED電球も交換するとしよう。

 

 ちなみに、リビングで使っている 取ったらリモコン WTC562159 から取ってきた ON − OFF リモコンでも操作出来た。

 

 次に、 HUB3 からの操作が出来るかも試してみた。

 キャンディハウスのアプリに赤外線リモコンを登録するには、「製品型式」 を選択する方法と、手持ちの赤外線リモコンを登録する 「学習モード」 の二通りがある。

 適当にパナソニック製のシーリングライトの型番を選んでテスト送信してみる。

 

 すると、下駄箱の上に置いてある HUB3 で 壁スイッチの位置まで余裕でコントロールすることが出来た。

 

 ところが。

 テスト送信は出来るものの、リモコン種の登録が終わって、実際に使用しようとするとボタン操作の瞬間にアプリが落ちて操作できない(笑

 

 問い合わせると、同様の不具合を確認しましたと。

 結果はアプリのバグですと。

 アンドロイド端末をお持ちでしたら暫くはそちらをご使用くださいと。

 お持ちでない場合はアプリの修正までお待ち下さいとのこと。

 

 アンドロイド端末は持ってません(泣

 ただ、「学習モード」 だと、きちんと登録ができて、操作が出来る。

 まぁ、何カ月かかるかわからんけど、アプリの更新を待つよ(笑

 

 アプリが修正されればもっと快適に使えるようになるって事でスイッチ交換を決行した。

 

 

◇点滅器交換

 <現状> 

 

 

 カバーを外して、パネルを外す。

   

 

 皿ねじを外して引っ張り出す。

 

 

 カバー枠も外して配線を整理する。

 

 

 リモコン受信機には送り穴が無いので、L相を3P差し込みコネクタで分岐する。

 

 

 下側にしか配置できないので廊下用の3路SWと玄関用を上下配置を入れ替えて再配線。

 

 

 活線作業だったのでいきなり玄関シャンデリアが点滅しだした。

 残念ながらオーム社の格安LED電球だと3灯並列でもその中の一つが点滅してしまう。

 

 壁に装着して完成とする。

 

 

 リビングのシャンデリア用の予備に買っていたパナ製のLED電球に替えて完成!

 

 学習モードは使える。一つボタン式の ON−OFF ボタン を学習させた。

 

 更に、実家に帰る機会があり、古いリモコンが手に入った。

 

 HK9328K

 ONボタン と OFFボタンが別々についているスリム蛍光灯用の古いリモコン。

 このボタンをアプリに学習させることで格段に使い勝手が向上する。

 

 あとはキャンディハウスの IPhone 用アプリの更新を待つだけだ。

 

◆あとがき

 ○ HUB3 は発売当初、生産が追い付かず納品まで3か月以上かかったが、今は安定している。REMO MINI2 が3,980円では手に入らなくなった今、HUB3 の 1,980円 は魅力的だ。 アプリの更新を待たずに部屋数分を購入しておくのも手かな。

 ○階段の電灯も点きっ放しになっていることが多い。こちらは赤外線センサー仕様で人検知式も視野に入れたいが、3路SWは2セット必要なので値段が張る。どうしたものか。

 ○1年半前、「取ったらリモコン」 は、4,000円で入手出来た。しかし今は5,000円を下らない。何もかもの値段が上がっている。早めに補充しておくか。

 

  

 

 

おわり