【洗濯機用水栓の交換 マイクロファインバブルの威力は如何に】 2025/1/12 DIY ごきち

 

◆序章

 丁度1年前。2024年1月にシャワーヘッドをマイクロファインバブルタイプに交換した。

 

 きっかけは、出張先のビジネスホテルでの使用体験。

 短期間の滞在で肌や指先がつるつるになったことに驚いて家のも交換したくなった。

 

 田中金属製作所 TK-7007

 

 Amazon で7,878円

 

 本体から水や気泡が漏れるので、一度返品交換済み。

 返品前の保証書と交換後の保証書の製造番号が全く同じだったので、、、模造品か、不良品の部品を集めて作ったリサイクル品だったのかも。

 

 送られてきたパッケージからして怪しかった。

 

 中国発送の中身が見えない裏の黒い怪しいビニール袋梱包(笑

 

 ただ、これでも効能はかなりあった。

 湯船にはいったまま、シャワーヘッドを湯船に浸け込んでしばらくすると、皮膚の表面に薄っすら細かい泡が銀幕のように纏わり付く。

 

 これが気持ち良い。

 

 ボディーソープの泡立ちも木目細かくなるので洗い心地も良い。

 頭皮にシャワーを当てると髪の毛がしっとりする。

 反面、髪の毛が異常に抜ける現象があって驚いたが、数週間だけだった。

 

 これがやめられない(笑

 

 更に交換直後から、浴室の隅の汚れや椅子に付いた石鹸汚れが剥がれ落ちるのを目の当たりにする。

 

 汚れ落ちが良くなるんだな、と。

 

 2024年にはこの手のバブルアダプタの協会が出来たかで、他の水道器具メーカーからも続々と販売されているよう。

 日本の有名水道器具メーカーから洗濯機用のマイクロバブルアダプタが販売されていた。

 

 家の洗濯機用の水栓が古かったので、これを機会にバブルアダプタ仕様に水栓ごと交換したので記録する。

 

 

◆機種選定

 洗濯機用のバブルアダプタには取付位置によって種類がある。

 

 @洗濯機の給水接続口とホースとの間に咬ませるタイプ

  

  お試しには良さそう。ただ、家の洗濯機は脱水時の振動が半端じゃない。接続口の位置が変わることで振幅が倍増して折れや外れに繋がらないかと心配。

 

 Aホース自体がマイクロバブル発生器になっているタイプ

  

  接続が簡単。価格もお手頃品がある。ただ、既存の蛇口と洗濯機ホースとの間に咬ませるようなので耐久性と外れが心配。有力候補ではある。

 

 B蛇口側にホースとの間に咬ませるタイプ

  

  蛇口自体の先端にねじ止め施工するタイプ。施工リスクも少なそう。耐久性も良さ気。写真の物だと外れストップ機構もリスク軽減。

 

 C蛇口ごと交換するタイプ

  

  施工リスクが高い。器具の老朽化対策と施工の腕次第では取付角度の補正も出来る。更に外れストップ機構付だと外れのリスクが少なくなる。

 

 現状の水栓

 

 引っ越して来た時に先端だけ洗濯機用の接続ニップルに変換して接続していた。

 

 外れストップ機構が付いていない一番シンプルな安いタイプ。

 水栓の角度が微妙に変だったが、水圧が高過ぎたので、給水関係を弄るのはリスクが大きいと蛇口は弄らず。

 

 人が居ない時にホースが外れて水浸しにならないよう、外出時は水栓を閉めていたがハンドルも固着して回し辛い。

 これを機会に蛇口も取替よう!

 

 と考えると、C案に決定!

 風呂場のサーモスタット混合水栓を取り替えた時に何度もやり直した手間を考えると面倒だがやり甲斐はある。

 

 早々にAmazonで注文して納品を待った。

 

◆施工<2025年1月12日>

 予定より1日早く到着した。

 

 SANEI PY1433TV6V 7,445円

 JQA給水用具検査登録品(でないと直結器具は国内で使用不可)

 水栓付と考えるとコスパは良いだろう。

 と言うより、水栓に付けるタイプが 6,711円 てことは水栓が734円???

 

 開封!

 

 これで洗濯機水栓も新調だ。

 

 家の元栓を止める

 

 ボールバルブで90°止水

 

 洗面所のカランで圧力を逃がしたらホースを外す

 

 

 水栓を外して、内部を掃除したら水が垂れないように詰め物を。

   

 

 混合水栓を工事した時に買った余りのシールテープ

   

 仕事で使う物より幅が狭いので巻き辛いが仕方ない。

 

 シールテープを8周程巻いて調査締め

   

 あと90°でいい角度なんだが、これ以上入らない。

 

 外してみて

 

 ストロークが約10mm

 

 シールテープを10周巻いて2度目の仮締め。 

 

 程良いトルクで約4周弱。ただスペーサーが無いと壁から浮いてしまう。

 

 元々付いていた10mmのスペーサーを再利用する。

   

 こういう時、水道屋工事屋さんはパーツを常備してるんだろうな。

 

 シールテープを10周巻いてスペーサーを付けておく

 

 

 装着!

 

 3周半で程良いトルク加減

 

 蛇口の閉を確認してから元栓を開ける

  

 

 接続部分の水漏れが無いことを確認したら、スペーサーとの隙間を調整する。

   

 

 ホースを洗い流したあと洗濯機に接続して完成!

 

 スマートかつ外れ防止、外出時の開閉も楽ちんになった。

 マイクロファインバブルの汚れ落ちに期待する。

 

 

◆あとがき

 ○交換直後、洗濯漕を洗濯機洗浄剤で空洗いしてみた。水垢が浮いてくるようなことは無かった。妻が日頃から頻繁に洗っていたからなのかも。

 ○作業服に付いたブラシを使わないと落ちない汚れ、シャツの襟回りの汚れががどう変化するか楽しみだ。

 ○今回の洗濯機用のマイクロファインバブルアダプターは出張先のアパホテルで体験したシャワーヘッドがきっかけ。以来、出張はアパホテルを選ぶようになる。田中金属製作所の営業戦略にまんまと嵌った。でも悪い気がしない。寧ろ感謝すらしているので WIN−WIN なんだろう(笑

 ○Amazon のレビューを見て思う。工事知識を持たない素人が洗濯機のねじ山を潰したとか手を切ったとか、勝手なことを書き込んでいるのを散見する。それ位で済んでいる間は良いんだろうけど。健康被害とか漏れで家屋を破壊させたりは誰も保障してくれないぞ。電気工事同様、水道工事もきちんとした知識と技術を持ってを施工するべきと痛感した。法律上は単水栓の交換はお咎め無しってのも緩いんかな。私は給水装置工事の有資格者です。

 

 

 

 

おわり