【給湯器ドレン断熱工事】 2023/2/11 DIY

 

◆序章

 2023年1月24日

 日本列島を大寒波が襲った。

 普段は雪なんか降らない自宅周辺でも数センチ積もった(らしい)。

 丁度、札幌出張中で朝晩の外気温度は−12℃

 一面がパウダースノー

 札幌にいる自分にとって自宅周辺の気温は大した事じゃない。

 

 次の夜、妻からヘルプの連絡が入った。

 「給湯器、エラーが出てお湯が出ない。お風呂に入れない。どうしたらいい?」

 

 「エラー290」が出ると湯張りも給湯も止まってしまうらしい。

 取説によると自然解凍するまで待っておいて、それでもだめなら工務店に連絡するようにと書いてあるらしい。

 

 ・・・ドレン配管が凍ったかな?

 

 取り敢えず、ドレン配管周りの写真を撮ってもらい、その写真にマークをして、やかんで沸かしたお湯をかけて様子を見てみてと。

 するとドレン配管の先端からどぱっと水が出てきたらしく、その後は調子良くお湯張り、シャワーが使えた。

 

 やっぱドレン管の途中で凍って詰まってたんだ。

 

 出張から帰り、保温工事を行ったので記録する。 

 

◆設計&施工 <2023/1/29>

 2019年6月11日に給湯器を入れ替えた。

 高効率熱回収型瞬間湯沸かし器 エコジョーズ

 メインの熱交換器で給湯温度を上げた後の排熱を利用して給水を予備過熱する仕組み。

 当然、ガスの燃焼で出る水蒸気が温度差によって結露してドレンが出る。

 

 問題なのは、このドレン配管が凍結を起こすと内部のドレンパンの水位が上昇する。

 一定のレベルを検知したら運転を止める仕組みなんだろう。

 これ、寒冷地に使えないじゃん。

 

 入替工事後の引き渡しで雨水配管に接続していたので、自然放流にしてもらった経緯がある。

   

   

 隣の大木から秋には大量の落ち葉が雨樋に詰まる。

 大雨の時に、給湯器に逆流すると大変だ。

 

 結局垂れ流しにしてもらい雨樋の配管にはソケットを巻いてもらった。

 

 なので、SUSフレキ配管そのまま。

 タイミングが悪いと外気温度で配管内部が凍って排水が詰まって異常で止まることもあるだろう。

 そこで対策として保温材と仕上げテープを調達し、巻き上げておけば良いかな?

 わざわざヒーターまで巻かなくても大丈夫だと願って施工を実施した。

 

 ドレン接続部を外して、ポリスチレン保温筒を巻く。

 

 こんにゃろう、素人工事しやがって。

 ユニオンナットを斜めから無理やりねじ込んで樹脂のネジ山を潰してやがる。

 

 取り敢えず、配管を外してから断熱材を巻き、仕上げテープを巻いて形作り。

 ただ、迷路状態になっていた元の経路は断熱の厚みが加わると取り回せない。

 外回りに取り回し、元の位置に放流することにした。

   

   

 完成!

 

 そう言えば、エコジョーズのドレン温度って調べなかったな。

 70℃超えるようだったら、断熱材を変えてやり直すかな。

 

 

 

おわり