【駐車スペースのコンクリ化】 2011/08/27

 東関東大震災の地震を受けて陥没した駐車場の一部はコンクリート敷きを行った。

 しかし、建物と約50cmの間は土の状態だ。

 

 側溝のスロープを置いてごまかしてはいるがここが曲者。

 雨の日はぬかる、雨の雫で泥が跳ね上がり、車が汚れる。

 夏には雑草が生い茂るので除草も苦労のひとつ。

   

 泥・雑草対策として

 1、小石を敷く。

 2、芝生を植える。

 3、タイルを並べる

 4、コンクリートを敷く

 など考えたがコストと耐久性、ランニングコストを考えて、4)をDIYすることを考えた。

 

 一様に5cm程掘って木槌で叩いて地盤を固める。

 5cmあればそう簡単には割れないだろう。

 

 長さがあるので途中で分けて作業しやすいようにする。

   

 

 固め終わったら、割れ防止用に鉄筋を入れる

   

 

 60リットルのコンテナケースでコンクリートを練る為のアイテム

     

 スクリュー、電動ドリル、駆動用のバッテリー

 

 コンクリートの調合には小石、砂、セメントを混ぜるが、このスクリューで混ぜられる量は知れている。

 そこで、側溝に小石、砂をある程度撒いておいて、その上に練りセメントを乗せることにする。

 

 と、ここでアクシデントが発生。

 腰をイワして身動きがとれなくなる。

 

 幸いなことに、小石、砂、セメントの一切の作業前だった。

 

 急遽、陥没の補修をしてもらった業社に連絡をして見積もってもらう。

 と、同時に工事をお願いすることにした。

   

 流石プロ。先に躯体にチョークラインでコンクリの仕上げ角度を書いておく

 

   

 車が乗り上げるには5cmでは薄いとのこと。10cmまで掘る。

 

   

 砕石を撒き、押し固めて鉄筋を入れておく

     

 コンクリートを順に流し込んでいく。真夏では練ると同時に固まり始めるらしく、生コンでないと作業が追いつかないとのこと。自分で練らなくて良かった。

 コンクリートミキサー車が来るのか!?と期待したけど震災後の復興需要で繁忙とのこと。2t車で搬送。残念。

   

 レベルを合わせながら流し込んでいく。

 

 表面が成れてきたら、仕上げる

 

 流石プロ。これは私ではできなかっただろう。

 一週間乾燥させて、約一ヶ月は車で乗らないように。

 

 工事費用 79,800円<税込み>

 中途半端に自分で掘らずに、最初から頼むんだった。

 

 

                                       おわり