【南側花壇の斫り】 2019/4/29 DIY

 

◆序章

 毎年恒例、玄関口のチューリップ

 

 2012年4月

 

 チューリップに初挑戦。北側はレンガ無しだった。

 

 2013年4月

 

 土を篩いすぎて粘土化したため、水が行き渡らず四球しか咲かなかった。

 

 2014年4月

 

 土を総入れ換えして鉢植えまで動員。

 

 2015年4月

 

 初めて色分けして植えてみた。

 

 2016年4月

 

 赤だけにょきにょき目立つが、時差で他の色も元気に咲いた。

 

 2017年4月

 

 北側に初めてトライアル製を採用した。花の大きさに感動した。

 

 2018年4月

 

 トライアル製を本格採用した。追加した富山県産だけ白が咲いた。

 

 

 2019年4月

 

 全てトライアル製にチャレンジした。花の大きさは見事。

 ただ、白が全然咲かず。販売品質には若干問題あり。

 

 トライアル製の色偽装には参った。しかし、色毎に咲き分けると、それはそれで素晴らしい。

 ただ、毎年悩むのが南側のレイアウト。

 

 何故か凹な形が幸いして色配置に制約がかかる。

 

 2018年冬から19年春にかけて花壇のコンクリートを斫って長方形に改造したので記録する。

 

◆切り込み作業<2018年11月11日>

 ディスクグラインダに装着して使うコンクリート切断用の100mm刃を購入。

 更に、手持ちではハンドルが必須。

 

 やすり用の持ち手とボルトを購入し、手製のハンドルも作った。

 

 準備万端。

 ゴーグルと皮手袋を装着して早速切断。

 

 案外すんなり切れた。

 ただし、数mm幅で深さ30mmの筋が入っただけ。

 問題は、この後どうやってコンクリート部分を取り除くかだ。

 

 よく考えると、コンクリートの厚みは5cmは下らない。

 しかも鉄筋も入っているだろうに、今回は、その手応えもなし。

 これで凹型とおさらばだ!と安易に切り込んだがためにドツボに嵌った。

 

◆斫り作業<2019年4月9日>

 しばらく切込みを入れたままで放置していた。

 エアコン工事の部材を買いに行ったついでに二種類のタガネとハンマーを買ってくる。

 

 ゴーグルと皮手袋を装着して切込みに沿って平タガネでトンテンカンしてみる。

 

 すると、そこそこ斫れる。

 チューリップの葉っぱが邪魔をしてうまく作業が進まないが、なかなか面白い。

 思いっきりハンマーで叩き割るって、結構面白いんだわ。

 

 約2cm幅で斫れた

 そこで、日を改めて本格的に斫ることにした。

 

◆斫り作業<2019年4月28日>

 チューリップ終了後、土の整備と同時に本格斫りを施行する。

   

 土を一旦トランクケースに移し、囲いのレンガを外す

 

 深さ約8cmのコンクリートが顕になる

   

 前日の雨のせいか、かなり水分が溜まっている。

 

 力任せに斫りまくる

   

 やはり出てきた鉄筋

 

 鉄筋はグラインダで切断する

   

 約10cm間隔で縦横に鉄筋が入っている。斫っては鉄筋を切り、を繰り返す。

 

 鉄筋より深い部分のコンクリートは結構もろい。

     

 タガネを入れるとえぐれるように割れる。

 

 鉄筋も気にせずガンガン斫る。

   

 平タガネと丸タガネを買っていて正解だった。丸で粉砕するように叩き割れる。

 

 平タガネで仕上げる。グラインダの切れ目の下は結構えぐれている。

   

 グラインダで鉄筋を際々で切断して終了

 

 砕石を取り除いて粘土質の土を底とコンクリのえぐれた部分に打ち付ける。

   

 レンガで囲いを作る

 

 一旦土を入れ成形する

 

 チューリップの根がわんさか残っている。

 土造りは夏が明けてからにする。

 

 寸法メモ

   

 長さ 1,130mm 幅 460mm

 

◆あとがき

 切り込みを入れてから半年の放置を経て完全に斫りを完了した。

 深さ、たったの3cmの切込みを入れた状態からタガネとハンマーで斫れたことに感動した。

 ハンマーで思いっきりコンクリートを破壊していると、意外にストレス発散ができた。

 2020年 チューリップの創作が楽しみだ。

  

 

 

おわり