【インターホンの修理】 2020/9/5 DIY
◆序章
家内から、
「最近、インターホンのスイッチが効かない。ピンポンが鳴った時に通話ボタンを押しても反応しない。」
と、クレームがあった。
買い換えてそろそろ10年。
ボタンの反応が鈍くなってくる頃かな?
新品に買い換える前に、修理を試みたのでここに記す。
◆分解&修理
入居直前に交換していたインターホン
VL−SV31KL 13,600円
10年以上前の製品。
ボタンにタクトスイッチが使われていれば、パーツの交換で修理可能だ。
取り敢えず外してみる。
第二種電気工事士を持っているので直結機器の取付、取り外しが出来る。
早速本体を分解してスイッチ部分の構造を確認する。
SONY製品と違って、隠しビスは無し。四か所のねじを外すと簡単に分解できる。
ハーネスを避ければ簡単にプリント基板が外せる。
タクトスイッチを確認!修理が出来そうだ。
鉛フリー半田仕様だが、スルーホール基板じゃなさそう。
通称「すっぽん」で半田を吸い上げれば簡単に部品が外せそう。
鉛バリバリ半田を大盛りにすれば簡単に吸い取ることが出来る。
視力は落ちても半田の溶ける感覚はまだ感じ取れる。まだまだ現役だ。
スルーホール基板じゃないので、ここはアバウト。
若干半田が残っていても簡単にパーツが外せる。
手持ちのタクトスイッチと比べてみる。左:旧 右:新品
形状は違えど、リード線のピッチ、高さ、ストロークは同じだ。ラッキー!
適当にリード線を切って装着して半田付け。
手持ちにPbF半田は無い。低温で流れやすくてクラックが入り難い鉛半田万歳(笑
ハーネスを元に戻して、再組立て。
なんのことは無い。ねじ4つだけ。隠しビスも隠し構造も一切なし。パナ万歳。
装着して通電確認
動作OK。修理完了。
◆あとがき
13,600円で10年持てば1,360円/年。安いか高いか微妙だが、修理で延命したのでCPは更に良くなっただろう。
つい先日、10数年使っていた電話機(SANYO)の子機が逝ったので買い換えたばかり。(残念ながら電波物は分解・修理はできない。)同時期に購入した電化製品が順に逝く頃合いか。
冷蔵庫、洗濯機、液晶TV、電子レンジ・・・引っ越しを機会に買い換えた電化製品が同じ10年選手だ。購入資金を準備しとかなきゃ。物入りだわ(泣
おわり