【靴箱上のコンセント増設工事】 2020/7/25 DIY
◆序章
玄関の靴箱上の御飾りスペースにコンセントを増設したので記録する。
◆設計&施工
玄関の靴箱上のスペース
ここをディスプレイゾーンにすべく、コンセントを増設する。
絵を掛けている壁を挟んで主寝室があり、ちょうど壁の裏側下方にコンセントがある。
ここから電源を分岐してコンセントを増設する。
間柱を調査する。
タコ糸の先に強力磁石を結んだ間柱探査装置。単純で確実(だと思っていた)
調査の結果、主寝室側のコンセントの左脇、靴箱の壁には三本が通っていることが分かった。
間柱を避けて後付スイッチボックスをはめ込んで施工する。
間柱ぎりぎりだと後付ボックスの挟み込み金具が開かないので注意することぐらいか。(としか思っていなかった)
コンセント位置を決める
仮に画鋲で固定してみる。悪くないだろう。
墨出し
角穴の右側は間柱まで10mm程度余裕を持たせる。
四つ角に順に千枚通しで穴をあけていく途中、嫌な手応えを感じる。
とりあえずカッターナイフでボード材を切っていくと、なんと横方向にも補強が入っていた。
今の位置だと予定の半分以上が横補強で穴が開けられない。
補強を削る訳にはいかないので間柱分、上側にシフトしてボードに穴を開けた。
主寝室側のコンセントをこの機会に交換する。
連用枠ごと壁紙で覆っている。
壁紙を貼り換える際、電気工事士免許を持たないが為、カバーしか外せず本体の上から新しい壁紙を貼り付けたようだ。
箱買いした2連コンセントに付け替えた後、線通しにワイヤーを下から適当に靴箱側に送る。
ここは二人作業。家内に手伝ってもらう。
間柱に沿うようにして何度かワイヤーを送ると、靴箱側で発見してもらえた。
導線にケーブルを巻きつけ、靴箱側から引っ張り上げる。
入線完了。
靴箱側にBOXを取り付け、配線処理をする。
靴箱側のコンセント装着完了。
送り側を接続する
垂直を確認してコンセントを固定する。
◆完成
大学の後輩から引っ越し祝いに頂いた唯一の絵を飾っているシンプルな玄関アート。
チャイム音が一階でも聞こえるようにと増設したスピーカーの位置が悔やまれるが、少しずつ作りこんでいきたいと思う。
◆あとがき
○横方向の補強に気付かず。墨出しの位置を上にずらした位で済んで良かったが、本家スタッドセンサーを持っていながら使わなかった事が悔やまれる。きちんと使っていれば、壁紙への穴あけや墨出し線で汚す事も無かったのにと後悔。あるものは使いましょう。
○ディスプレイエリアの上部は物入れになっている。
この物入れの一段を潰してダウンライトを仕込むのもいいかな。今回追加したコンセント部分にスイッチを装着するのも良さ気だ。楽しみだ。
○発端は靴箱上にAC式のLED時計を置きたいが為に増設したかった工事だが、スケールがどんどん膨らんでしまった。まずは今年のクリスマスは盛大に光らせるかな。
おわり