【ウッドフェンス上段追加工事】 2022/5/8 DIY

 

◆序章

 2021年5月 敷地境界のフェンスに目隠しを取り付けた。

 

 21年度のGWを目一杯使った超大作だった。

 

 ただ、ご近所様や親友から

 「一番上はなぜ施工しないの?中途半端じゃない?」

 とのご意見を頂いていた。

 

 圧迫感がありそうだからー とか理由にしていたが、良さ気な板が見つからなかったこと、良い固定方法が思い浮かばなかったのが本当の理由。

 

 2022年GWを使って最上段を施工したのでここに記す。

 

◆設計<2022/5/3>

 まずは最上段の板形状の選定する。

 圧迫感について、コラージュ画像で比較する。

 元画像

 

   

 ハーフサイズの一段足し<左>とフルサイズ(105mm)の一段足し<右>

 

 下段と同じ 105mm 幅 を等間隔で一段積み上げても、そう圧迫感は無さそう。

 ただ、15mm厚だとペラ過ぎる。

 割れを考えると20mm厚は欲しいが、そんな都合の良い寸法は無い。

 

 折角なので柱に使った、30mm x 105mm幅で設計を進める。

   

 あてがってみる。

 これなら、フェンスのLアングルを超えても強度的に大丈夫だろう。

 ただ、板が厚い分、木ねじの固定では辛そう。

 

 ボルトナットを使った固定方法を考える

 

 端は柱のボルトを長い物にすれば良い。

 60mmボルトでナットから約10mm余り代があるので、80mmのボルトに替えるだけ。

 

 問題は他の固定部分

 

   

 一枚の板につき、柱と直接固定とフェンスのLアングルごとボルト止めの2ヶ所づつとするか。

 

 この日は設計のみ。

 次の日は庭でBBQの予定の為、作業が出来無い。

 

◆部材購入 (2022/5/5)

 下から8段目の寸法を記録して、DIYショップにGO!

   

 30x105x4000 3本と M6x70mm、M6x80mm 各13本 他ワッシャ、ナット等

 

 DIYショップで。

 4000を半切りに切断を頼むより、寸法で切ってもらった方が楽だ。

 6本を設計寸法に切断してもらう。

   

 木口に番号を付ってもらった。

 

 流石職人!すげー精度で切断してくれた。

 1〜2mm 短くなっても良い旨を伝えて依頼したが、6本とも1mmの狂いも無い。

 いちいちチップソーで切断する手間が省けた。

 お礼に行かなければ笑

 

◆塗装・施工<2022/5/5>

 まずはキシラデコールを施す

 

 パイプラックはDIYにもBBQにも大活躍だ

 

 フェンスの支柱の固定金具の出っ張りを逃がすよう木口を加工する

 

 研ぎ直した中華製の「のみ」でえぐった

 

 しゃこ万で仮止め

 

 Lアングルに4.3mm → 7mm の穴を開け80mmボルト+ワッシャ+ナットで固定する。

 

 一区画仮固定

 

 取り敢えずLアングル部分だけ固定していく。

 この日は部材調達、防触塗装、一区画仮固定で終わった。

 

◆残り5区画を施工(2022/5/7)

 朝から霧雨が降ったり止んだり。

 止んだところを見計らって残りの区画も作業を進める。

 先にアングルに7mm穴を開けておき順に固定していく。

 

 2区画目

 

 8段目との隙間に横板に使った15mmの端材を2つ挟み、しゃこ万で中央を固定して木材側にも7mm穴を開け固定する。

 

 順に工事を進める

 

 6区画目の作業風景

 

 6区画分の仮固定が終わり、片付けが終わった頃、急に雨が強くなってきた

   

   

 めっちゃ綺麗に仕上がった。

 

 当初は一枚の板を4本のボルトで固定するはずだった。

 ただ、柱との固定ボルトが無くても十分な強度がありそう。

 

 かなり面倒くさくなってきた。

 

 完成としてしまおう!笑

 

 最上段追加前と追加後

   

   

   

   

  

  

 

◆あとがき

 いろいろと心残りはあるが2年かけてウッドフェンスが完成した。

 えごの木を抜いた跡に適当にバリケードを作ったことが始まり。

 バリケードがこんなに綺麗に仕上がるとは思っていなかった。適当に貼った横板の寸法や板と板の間隔に悔やんだ。

 ウッドフェンス最大の後悔は横板に使った杉板か。キシラデコールの効能に期待すると同時に朽ちる前に定期的に補修しなければ。

 

 

おわり

 

◆やっぱりボルト追加(2022/5/8 こっそり更新)

 サーバに今日の更新をまとめ終わったのが昼前の11時半。

 ’22年GW最終日も残り半日。

 UPしたまとめを読み返していて。

 

 今日しかないなと。

 

 柱と直接固定しておかないと、挟んでいるフェンスが弛むと最上段が動いてしまう。

   

 当初の設計通り、柱との固定ボルトを施工した。

   

 一気に工事したため途中の写真が無い。

   

   

  

 微妙にナットから飛び出したボルトの余りが気になるが、これで完成!今後は3年に一度位の防触メンテナンスを行う。

 

 ビフォーアフターを繋げてみた<2022/5/14 追記>

 

 圧迫感があるどころか、もっと高くしてお隣様の出窓が見えなくなる位に高く伸ばせるなら伸ばしたい位だ。

 

おわり

 

◆ナットの変更(2022年5月21日追記)

 完成!の筈だったが、気になるところがあった。

 

 ボルトの出代が若干長い・・・。

 特に入口に近い部分は見栄えが悪いだけじゃなく服に引っかかると危険でもある。

 

 上段のLアングルごと固定している部分は 80mm を、柱と最上段の固定には 70mm のボルトを使っている。

 上段が約5mm、下段が10mm近くナットから飛び出している。

 

 下段は60mm物を買ってくれば丁度ナットに収まるが、上段は切断するしかないか。

 余っていた 60mm で下段を固定してみる。

 

 悪くない。しかし、上段の 約5mm が気になる。

 折角なので M6の袋ナットに全数分入れ替える。

 

 ボルトナットを外してボルトを切断したいところだが、ボルトを抜くのが面倒だ。

 まんま付いた状態で電動金鋸で余代を切断してみる。

   

 サンダーと比べると若干、音は静かな。

 切断面もそこそこ綺麗に切れた。ナットもスムースに入る。

 ただ、切断直後の挙動に不安がある。

 

 取り敢えず入口の一本目は袋ナットを装着して完了とする。

   

 ドーム状の部分が錆びにどれだけ耐久があるか気になるが、安全は確保出来るだろう。

 

 電動鋸だとボルトを装着したままだと切断が斜めになる。

 サンダーで切断してみる。

 

 煩いので短時間で終わらせる。

   

   

 サンダーの切断面でもボルトリーマー無しですんなりナットが入った。

 残り4本の支柱部分を @サンダーでボルト出代を切断 Aナットを外して袋ナットに付け替え を行った。

 

 完成!

    

 遠目には変わらず。自己満足の世界かな。

 

おわり

 

◆ワッシャの変更とSUSボルトの変更<2022年5月29日追記>

 2022年5月28日、29日

 

 袋ナット改装を終え12週間が経って。

 ボルト付近から木口向かってひびを発見した。

 

 ワッシャが小さいのか板にめり込み割れてきているようだ。

 ・・・今更ではあるが、木材側のワッシャを 20mm 幅に変更する。

 

 上段のボルトは裏のLアングルで固定されているので、ワッシャの交換だけで済んだ。

 しかし、下段のボルトは支柱との連結で、しかもワッシャをかましていなかった為、ボルト頭が木材に結構めり込んでいた。

 裏のボルト頭側にも 20mm ワッシャをかましたところ、袋ナットのネジ代が完全に無くなった。

 

 しょうがないので 70mm のボルト・ナットを追加購入する。

 ついでに、支柱側の固定部分にも 20mm のワッシャをかませるため、この機会に固定ボルトをSUSからユニクロに変更するため 80mmボルト・ナットも追加購入した。

 ・・・案の定、支柱を固定しているSUSボルトとフェンス(鉄)の支柱側付近が電蝕を起こして錆びていた。

 

 支柱と横板の固定ボルトは、前回と同じくサンダーを使って袋ナットに合う寸法にボルトを切断して固定し直した。

   

 支柱の固定ボルトも全てユニクロに変更して 20mm ワッシャに変更した。 

 ひびの入り具合も大人しくなった。

 

 もうこれで、思い残すことは・・・無いだろう。

 2022年GW+αの工事がようやく終わった。

 

 

おわり