玄関のドアクローザ NHN NO.52 交換   2025/2/24 DIY ごきち

 

◆序章

 最近やたらと玄関ドアが煩い。

 ドアクローザから油が漏れて油圧ダンパが効いていない。

 

 ガツンと閉まる。

 

 築30年。

 調整でだましだまし使っていたが限界かな。

 

 漏れヶ所によっては、パッキンの交換と油の補充でも治ることもあるらしいが、今回、別のメーカー・部品に交換した。

 

 HPネタにしないつもりで全然写真を撮っていなかったが、次回の交換の為に記録する。

 

◆機種選定&施工

 元は ダイハツジーゼル NHN製の NO.52

   

 軸から油が漏れ漏れ。キャップに黄色い油がたっぷり。

 

 ネットで調べると、既に会社は無く類似品を流用するしか無いようだ。

 ポン付けは無理だけど改造すれば、のコメントを頼りに類似品を Amazon で注文した。

 

 日本ドアーチェック ニュースター パラレル型 ストップ付 P−181A

 

 5,208円也

 

 到着後、早々に指を挟まれそうになりながら本体をドアから外した。

 

 ・・・本体の取付寸法とねじ径は同じだったが、アームの長さと固定ベースの穴位置が違った。

   

 

 ドアクローザが無いままは更に危険なので、無理やり装着を試みる。

 

 購入者のコメントによると、元のアームとアームベースは流用、ドアクローザ側の軸が合わないので四角い切欠き寸法を合わせるために鉄板を巻くと良いらしい。

 ただ、ここの軸にはかなりのトルクがかかるので、小手技では直ぐに破壊しそう。

 

 元のアームは流用せず、なんとか元穴を流用できないか合わせてみた。

 

 穴A と 穴D のピッチが 2mm 差!

 

 アームのベースはアルミドアの淵に固定している。

 フレームに M5 のねじ穴を2ヶ所追加すれば装着できそうだ!

 

 アルミドアの淵にけがきを入れて、Φ4.2 mm を開け、ハンドタップで M5 ねじを切って装着した。

 

 防護メガネ良し!

 

 ストップ角度、閉じるスピードを調整して完成!

 

 これでしばらくは油漏れ&バタン閉まりは収まるだろう。

 

 

◆あとがき

 ○外す時は、先にアームの連結を外しておくこと。アームを外さないままクローザ本体のネジを外しかけて指を挟まれかけた。ドアクローザのばねの力は半端ない。油抜け時は特に注意。

 ○真似される方は防護メガネも忘れずに。

 ○リビングの入口ドアに追加したドアクローザも代替品を確保しておかないと。

 ○現在はメーカーが無くなっていて後継機種が調達できない設備機器として3つ目。そろそろ浴室換気扇が唸り出す頃かな(笑

 

 

おわり