【エアコンのメンテナンス】 2011/04/14 DIY
購入した中古住宅には、エアコンが4台装備されていた。
このうちの一台が壊れていたのでメンテナンスを施す。
◆既設のエアコン
引越して早々、リビングのエアコンが故障していることに気付いた。
残り少ない冬と、これからやってくる夏に備える。
住宅についてきたエアコンの型番をまとめると
1F 6畳洋室 TOSHIBA RAS−251ED 1994年製
7畳洋室 TOSHIBA RAS−251ED 1994年製
2F 18畳リビング DAIKIN AN28CDSK−W 2002年製
8畳和室 TOSHIBA RAS−281ED 1994年製
リビングのDAIKINは比較的新しい。と言っても10年選手。
他は冷媒にHCFC22を使った古いエアコン。
買い換えると結構な出費になるので修理を試みた。
◆基板交換
症状は暖房運転なのに送風状態。しばらくすると運転ランプが点滅する。
DAIKINのエアコンには故障診断機能がある。
リモコンの操作で異常コードを表示させると、インバータ系統の異常なり。
ガスが漏れた形跡もなさそう。
コンプレッサがアウトでなければ基板交換で直るかも?
そこで基板のみをサービスから購入して自分で交換することにした。
ガラスエポキシの頑丈そうな新品基板。
基板交換で直ることを祈る。
摘出した古い基板
ベーク基板。 所々が黒く変色している。ケミコンがもっこり。
新旧の基板を見比べていて買い忘れに気付く。
パワートランジスタと放熱板の間に塗るシリコングリスを買い忘れる。
が、うちを探せば何でもあるもんだ。
パソコンのCPU用に銀色のシリコングリスがあったので代用する。
交換の結果、暖房、冷房ともに元気に復活した。
◆あとがき
○この部屋にはエアコンの能力が小さ過ぎる。リビングと仕切りのないキッチンを合わせると21畳になる空間を空調するには非力すぎる。よく9年間も頑張ったと褒めてあげたいが、そろそろ他の部分も痛んでくる時期だろう。買い換えには容量UPを図りたい。
【2012年3月10日追記】
○隣の和室のエアコンと合わせるとなんとか夏を凌ぐことが出来た。案外この家の断熱性能は良いのかもしれない。
○冬は5.0kwタイプのガスファンヒータと併用した。エアコンだけで賄えられれば、光熱費も抑えられるはず。電力事情を見ながらエアコンの機種変更も検討したい。