【LAN工事&テレビコンセント増設工事】 2011/04/26 DIY
既に2階リビングまでインターネットが通じている。
あとは2階和室のパソコン、1階洋室へのLANを構築する。
<機器レイアウト>
色々試してみる。
まずは手持ちの 54g/b 無線ルータ と アクセスポイントの組み合わせ。
2階リビングから2階和室のパソコンまで直線距離で6m程度。平均8Mbps程度で繋がっている。
また、2階リビングから1階洋室6.9畳までは手持ちのPLCを試してみた。約25Mbps。案外良かった。
ちなみに2階リビングと2階和室では電源の相が違う為PLCが使えない。
知らない間に無線LANが進化していた。
11nという300Mbps規格があって平気で100Mbpsスペックを超えて通信できるらしい。
しかもハイパワーなので階をまたいでも結構なスピードで繋がるらしい。
買ってみた。
BUFFALO WHR−G301N と WLI−UC−G301N
確かに2階リビング−1階洋室間で 30Mbpsで繋がる。
ところが、CPUパワーの殆どをUSB通信に注ぎ込んでいる。
和室のパソコンに至ってはUSB1.1仕様の旧パソコンなので常にCPU負荷が高い状態。
旧式のパソコンには11n無線LANは合わない。
折角のフレッツ光。
有線だと楽勝で80Mbpsを超える。
なんとか壁内に有線LANが引けないか考えてみること数日。
TVアンテナ端子をLANコンセントに流用できないか?と考えていて妙なことに気が付いた。
屋根裏の分配器から1階、2階の各部屋へ延びているTVアンテナ端子の図。
天井裏の分配器の出力は6系統あって一つ余っている。
なんとなく1階の洋室6畳に配線し忘れたように思えてならない。
それはそうと、LD18畳のルーターの設置位置と同じ場所にTVボードをを置く。
現状ではTVアンテナ端子からTVボードまで同軸ケーブルを床に這わしていた。
分配器の余っている端子から同軸を追加すれば綺麗に仕上がりそう。
LAN工事はひとまず置いて、下図の位置にTVジャックを増設することにした。
この位置にはインターホン用の子機が繋げられるTELコンセントが配線されていた。
壁内−天井に同軸を通して、このTELコンセントをTVアンテナ端子に変更する。
TELコンセントから外した配線に同軸ケーブルを結んで天井裏から引っ張り上げて線を通した。
電源コンセントと同じ位置にTVアンテナ端子がきたのでテレビと最短で接続できた。
この作業中にアイデアが浮かんだ。
1階と2階をまたいでいるTVアンテナ線が、途中で固定されてなければ、TVアンテナの増設と同じように同軸ケーブルを導線代わりにしてLANケーブルを入線出来るんじゃないか?
早速、1階のコンセントボックスを分解してアンテナ線を天井裏からひょこひょこ引っ張ってみる。
と、なんと1階でケーブルがひょこひょこしているではないか!
有線LANが通せる!
そこで下図のように天井裏を経由して1階洋室と2階リビング、2階和室と2階リビングのコンセントボックスをLANケーブルで繋ぐことにした。
この方法を使えば、TVアンテナの端子が出ているコンセントボックスに有線LANが引ける。
まず、1階洋室。
同軸ケーブル先端にタコ糸を2本、外れないように結んでおく。
2階天井裏から同軸ケーブルを引っ張る。
2階天井裏まで通した2本のタコ糸の1本をLANケーブルに結びなおし、順番に一階から引っ張る。
LANケーブルを通し終わり、同軸ケーブルを無事に通し戻したところ。
LANコンセントにケーブルを圧着して、連用枠に取り付ける。
プレートを取り付けたところ。同軸も問題なし。
2階和室のコンセントも同じ手順で入線し、LANコネクタを増設する。
この配線のためにCAT5Eのケーブルと、折角なのでコネクタ圧着工具を購入した。
2階リビングには天井裏から自作の入線棒でスイッチボックスまで配線できる。
インターホンの脇に付けたブランクパネルにそれぞれ1階洋室と2階和室とをストレート結線で繋いだコネクタを装着する。
1階の北側洋室だけ有線LANが引けないことが悔やまれる。